バンドオタク×ライブキッズ×ベーシスト=

バンド好き男がライブやCDの感想を書いてます

音と言葉のドストレート、全てが刺さる今最強のライブバンドSUPER BEAVER

3ヶ月ぶりになりました

全然ライブには行きまくっているのですが書く時間がなく書けていません...

 

でも今日こそは書きます!!!

 

SUPER BEAVER  都会のラクダSP~愛の大砲、二夜連続~


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10月10日 日本ガイシホール公演に行ってきました!!!!

 

 

新幹線で帰っているのでその時間で書いています(笑)

 

 

とにかくもう最高の一言!!

 

実はビーバーのワンマンは今日が初めてでした

 

ずっと行きたいなぁとは思っていながらもどこか踏み出せなかった自分

 

今日来ることを決意させてくれたのは間違いなく大作戦でのビーバーのライブでした(これも書かなきゃと思ってたんですが中止で心折れてそのままになってます...)

 

間違いなく今のロックシーンで1番いいライブをしているバンドだと思っています

 

これはワンマンに行かなきゃ!と強烈に思って今日に至りました

 

もう本当に4人が鳴らす音、歌詞、言葉、その全てがまっすぐすぎるくらい勢いよく突き刺さってくるバンドです

 

開口一番「池下UPSETから来ましたSUPER BEAVERです」という程にライブハウスを大事にし、ライブハウス叩き上げでやってきたビーバー、アリーナでライブをしても何も変わらず彼らの音楽を貫き通し、僕たちと1対1の対峙をしてくれる

 

ライブハウスで育ってきた曲がアリーナの規模になっても届く、これがビーバーの凄さだと思います

 

僕が知った頃はやっとZeppツアーやるくらいだったかな?

そんなバンドがここまで大きくなったんだなと初めてワンマン来たのに1曲目から泣いてしまいました...笑

 

17年目の新人バンド、どこまで行ってもスタンスは変わらず、地に足つけて自分達の音楽を鳴らす

 

フェスだったり対バンで見て十分知っているつもりでしたが、SUPER BEAVERというバンドのことをさらに深く知れたライブでした

 

今回のアリーナツアーを完遂した先にどんな景色を見せてくれるのか、仲間入りするのが遅くはなってしまいましたが、これからSUPER BEAVERがもっと凄いライブをして、多くの人を熱狂させる姿を追っていきたいと思います!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~以下セットリストのネタバレを含みます、残りの大阪・埼玉公演に参加予定の方、セットリストを知りたくない方はここでブラウザバックを推奨します~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずセトリ強すぎな!?

MV曲、ライブ定番曲大盤振る舞い過ぎてたまらん

 

1曲目の”ハイライト”のイントロで何故か涙が出ました

間違いなくあの瞬間は僕の人生のハイライトになったんだと思います

”死ぬまで死なないように”この言葉が今の僕には刺さりすぎました、生命として生きてるだけで心が果たして生きてるだろうかと考えさせられる歌詞です

 

”美しい日”とかまさに今日がそれそのものだと思います

ライブを奪われた去年、幸せは訪れるものでも待ってるものでもなく、ここにあったんだと痛感した1年でしたね

それを超えた先にこんなに美しい日が待っていて本当に良かったと思います

 

”mob”と”正攻法”でアリーナツアーならではの特効連発

ビーバーってあんまりこういうことしなさそうなイメージあったんですが、都会のラクダ ”SP”なだけあって、スペシャルな演出でしたね

特効に負けない4人の音、言葉恐るべし

 

 

YouTubeでかなり再生回数回ってて代表曲の一角なのにフェスとかで全くやらない”らしさ”をやっと聞けたのが本当に嬉しかったです

自分らしさ、失わなように生きてたいですね...

 

 

”名前を呼ぶよ”はやっぱり名曲ですね...

タイアップなことも大きいとは思いますが、今後のSUPER BEAVERのマスターピースになっていくことの間違いない曲だと思います

映像が基本モノクロでサビの時だけカラーになるのが印象的でした

 

からの”東京流星群”

シングルの流れやんけ!と熱くなりました

この人数での大合唱、聞ける日が早く来て欲しいです...

 

ラストに”アイラブユー”でファンへの大きすぎる愛を歌い、”さよなら絶望”で僕らを阻むものを取っ払う

SUPER BEAVERらしい、というか恐らく彼らにしかできない愛の伝え方だと思います

MCでも「愛してます、大好きです」とここまでまっすぐ目を見て伝えられるのはぶーやんしかいないんじゃないでしょうか?

いい意味で何も着飾ることなく想いをどストレートでぶつけてくる、これがSUPER BEAVERSUPER BEAVERたる所以なんだなと思わされる幕引きでした

 

アンコールで”時代”をやるのは意外でしたね、”ありがとう”で締めると思ってました

時代とはあなただと歌ってますが、完全に今はSUPER BEAVER4人あなたたちの時代ですよ

 

ずっと追いかけてきたわけではないですが、メジャーから落ちても諦めずに続けてきた4人だからこそ言える言葉、鳴らせる音なんだなと思います

 

本当に全てが刺さりすぎて苦しくなるくらい最高のライブでした!!!

次は大阪城ホール土日にやって下さいね...(遠征も楽しいけどやっぱ地元で見たい)

 

 

 

2年ぶりの京都大作戦、感情大爆発、感動大号泣~1日目.7/3~

ついに帰ってきました...


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京都大作戦2021~中止はもう勘弁してくだ祭(マジで)~

 

着いただけで泣くまであった(歓喜が勝ったので泣かなかった)

 


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ここに帰ってきたくて生きてきたよ俺は...(今回はこんなペースで感情強めでお送りします)

 

公式や10-FEETメンバーのTwitter等でご存知かと思いますが、万能傘を開いてちゃんとルールの中で楽しむ

それだけ大作戦、フェス、音楽への思い入れが強い人が多いと目に見えて感じた2日間でしたね

 

久々の野外フェス、この開放感と爆音は何にも代えがたいものだと改めて実感しました

野外による疲れも久々に感じています(全身筋肉痛やらなんやらで書くのにここまでかかりました...笑)

 

それではここからは見たバンドの感想を記していきます

 

ハルカミライ

2年ぶりの京都大作戦トップバッター

熱い言葉をメロディに乗せてどストレートでぶつけてくるライブ

 

大作戦が始まったという感動で開幕で泣きましたね笑

 

コロナがなければ客席ダイブも何のそのですが、今回はステージを所狭しと駆け回りながら言葉をぶつけてくる

本当に凄まじいライブをするバンドです

 

演奏力とかそういうものでは測れない感情と感情の応酬、これぞロックバンド

 

最高のトップバッターでした

 

 

 

climbgrow

今回4日分ほぼフルで申し込んでたった2バンドだけ当たった前方指定のうちの1バンド

 

最後に見たのが仁太さんの脱退前ビーフラワンマンだったのでチェンさんが入った新体制ではお初 

 

配信ライブは見ていましたがやっぱり生音の鋭さが凄まじい

 

京都大作戦というステージで最高にロックンロールしてました

 

”ラスガノ”スタート”RAIN”終わりはマジで俺得、たまんなかったですね...

 

そう遠くないうちに源氏で見たい...

 

 

 

岡崎体育

何だかんだここまで縁がなくライブを見るのは初めてでした

 

激しめのロックバンドばかりの中でテクノミュージックを鳴らし、観客のボルテージを一気に最高潮にもっていくあたりやっぱりさすが。笑

 

ネタ曲のイメージが先行していますが、めちゃくちゃカッコイイしノれる

なのにきっちり笑わせてくれるし、TAKUMAさんさえもネタに使うパフォーマンス力はやはりさいたまスーパーアリーナを埋めただけありました

 

Vaundy

岡崎体育終わりでダッシュしようとした僕が馬鹿でした...

源氏の坂登ってすぐに入場列...

えっぐ...そんなことなると思わんやん...

 

即座に中に入ることは諦めて入口近くで外音を聞くことにしました

 

外音だけでもすげぇ...

歌うますぎるしバックバンド演奏上手すぎる...

 

”東京フラッシュ”のイメージが強くてオシャレなシティポップ系統かと思っていましたが、今回にあたってちゃんと聞いたところ”怪獣の花唄”など普遍的なポップも歌える...死角ねぇじゃん

 

両方聞けて大満足でした

 

次はちゃんとライブみたいですね

 

 

 

coldrain

やっぱり大きくて低い音が正義なんですよね...

 

BLARE FESTを経てさらに強くなったcoldrainはやはりかっこいい

 

バラードと振っておきながらの”FIRE IN THE SKY”とかまじで声出そうなくらい嬉しかった(バラードやらないってのはDPFのクイックレポートで知ってた)

 

”F.T.T.T”サークル走りてぇ...

 

ソーシャルディスタンスの良くないところとして自分のスペースがきっちりあるので頭思いっきり振れちゃうんですよね

ここで僕の首は死にました。R.I.P

 

 

 

Ken Yokoyama

豪雨の影響で新幹線が止まってタイムテーブル変更があってのKenさん

 

...本当に会場ついて5分ですか...?

 

歴戦のライブバンドはやっぱ違ぇなと痛感

 

いつもなら「YouTubeにある曲でしか盛り上がれねぇのか? つまんねぇフェスだな!」とか煽りまくってるKenさんがかなり優しいというか、政治家モノマネも入ってハートフルなライブをしていたなという印象

 

これは別に丸くなったとかじゃなく、Kenさんなりにこの状況に対応したライブにシフトしているんだなと感じました

 

音楽は全く丸くなってないし!

”4wheels 9lives”かっこよすぎたし!

 

来年は客席にマイク投げ込んで、みんな国旗を掲げてるKen Yokoyamaのライブが帰ってくることを願って...

 

 

MAN WITH A MISSION

ド頭”super stomper”カバーは聞いてない!

一気に掴まれたなって感じです

みんな声漏れてたし笑

 

ジャンケンさんがMCで甘噛み(?)してみたり狼たちも2年ぶりの京都大作戦にテンションあがってるんだなってのが伝わってくるステージ

 

”INTO THE DEEP”はかなりEDM色強くて、でも根っこにはバンドサウンドがある

このバランス感はマンウィズでこそ

 

この世界を自分たちの手で変えていきましょうと言ってからの”Change the world”は今でこそ鳴らす必要があった曲、響きました

 

あんなにスペースあるところでFLY AGAINできるのは今回限りで!!

 

 

Dragon Ash 

来ました...

climbgrowに続いて前方指定が当たったバンドです(4日分申し込んで1日目の分しか当たらんのはやばくないすか? それだけ大作戦は見たいバンドがみんな多いってことですかね)

 

これが当たってて本当に良かったです。

これだけ当たってれば文句ないほどに

 

ROCK BAND feat.SATOSHI(山嵐),KO-JI ZERO THREE”

僕がDragonAshで一番好きな曲です(同率1位Lily)

イントロで涙出て、2人出てきた瞬間号泣

ライブで嗚咽するほど泣いたのはいつぶりでしょうか...(というかここまで泣いたことあったっけか)

膝から崩れ落ちるのを何とかこらえて目と耳に全てを焼き付けてきました

本当にありがとう...

 

このスペシャルアクトも持ってきてくれるあたりやっぱりDragonAshの大作戦への思い入れは並大抵ではない

 

”百合の咲く場所で”での「お前らが歌えない分俺が歌うから」の一言はシビレましたね

本当あんたは俺たちの最高のロックスターだよ...

 

汗と涙でぐっちゃぐちゃになった最高の35分間でした、ありがとうございました

 

 

 

10-FEET

真打登場

やっぱり太陽が丘できく”そして伝説へ”は格別

本当に今から伝説が起こるんだなという期待感がすごい

 

”VIBES BY VIBES”のコールであぁ、ここに帰ってこれたんだなと再確認、10-FEET本当にありがとう

 

と感傷に浸ったのも束の間、次の”ハローフィクサー”でKOUICHIさんが同期トラブル笑笑

いい意味で一瞬にしてそこをホームにした瞬間でしたね笑

かっこいいだけじゃなくて笑わせてもくれる、色んな笑顔をくれるバンドです

 

”RIVER”の時にKj氏が言った「コールアンドレスポンスできないなら俺出ていかなくていいんじゃない?って言ったらTAKUMAが 初めて来た人京都大作戦の景色を知って欲しい って言われたのね」の言葉であぁ、本当に10-FEETを、このフェスを好きでよかったと痛感しました

ここでしか生まれない景色が、感動がある

それを誰よりも大事にしていて、来た人にそれを感じて帰って欲しいというTAKUMAさんの想いが痛いほど伝わるMCでした

 


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ヘッタクソな写真ですがKj氏許可の元、その大作戦の景色を収めてきました

 

本当に最高のフェスです

京都大作戦がある時代に産まれられて本当に良かった

 

1日目無事終幕

 

これがあと3日もあるのか...(書いてる現在は2週目始まる前日ですが笑)

 

本当に最高の初日でした!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕の心にも残された十字傷~るろうに剣心 The Beginning~

2021年初更新が6月になりました

ライブの延期・中止が相次ぎ書くライブがなく...(時々行ってはいるんですが1度習慣が途切れてしまうとね...)

特に頻度を決めている訳では無いので気まぐれに書いていこうと思います、お付き合いいただければ幸いです

 

さて、久々の更新ですが、初の音楽以外の感想を書いていこうと思います

ブログ名的に音楽オンリーで推していこうと思っていましたが、どうしても文字にして今の思いを残したいと思った次第です

 

今回は

るろうに剣心 The Beginning”

について書いていこうと思います

 

1作目の頃からリアルタイムで楽しんできた作品の最終作、本当に楽しみにしていました

(ちなみに一応音楽ブログなので触れておくと僕が音楽を好きになったきっかけONE OK ROCKと出会った場の1つでもあります)

 

もちろんThe Finalも見に行きました

過去最高クオリティのアクション、10年続いた作品の集大成として120点の超大作となっていました

こちらも書き出したらキリがないくらい楽しんだ作品ですが今回はThe Beginningの方に焦点を当てて行きたいと思います

 

 

※以下ネタバレを含みます、鑑賞前の方は鑑賞後にまたいらしてください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今作は原作での追憶編に当たる部分の作品となっています

僕は原作も持っていますし、アニメも視聴済なので内容は既に知っていました

 

それでも胸に刺さって抜けないなにかが残っていますし、消えない傷をつけられたような感覚があります

 

誰もが幸せに暮らせる新時代のため、人を斬り続ける抜刀斎(剣心)

その犠牲の1人であった清里

その清里と結婚するはずだった巴

 

決して出会うはずのなかった抜刀斎と巴が出会うことで歯車は狂っていったのでしょう

 

2人で祇園祭に行った際の巴の言葉

”新時代のためには小さな幸せはなくなってもいいのか”(一言一句合ってはいません、すみません)

 

巴にとっては清里と一緒になるという幸せが全てだったのでしょう

その先に訪れる誰もが幸せな新時代に巴の求めた幸せはないわけです

 

抜刀斎の正義が巴の幸せを奪った

そりゃあ復讐したいと思います

 

復讐の為に抜刀斎に近づいたが、抜刀斎との生活に幸せを感じ葛藤する巴

そんなことは露知らず本当の幸せがどんなものかに気づく抜刀斎

 

この構図だけで本当に胸が苦しくなります

 

”君のことは俺が守る、幸せにする”

 

抜刀斎のこの言葉は本心からの言葉だと思いますが、こんなに苦しい言葉はないと思います

 

巴からすればあなたのせいで私の幸せは奪われたというわけですから

 

それでも抜刀斎への愛を捨てることが出来なかった巴は結果抜刀斎を救う形で命を落とします

 

抜刀斎からすれば自分の手で自分に幸せを教えてくれた、守りたいと思った人を殺めてしまったことになります

 

こんな苦しいことあります?

あまりに救いがありません

 

”あの人は私の幸せを奪った人、私に新しい幸せをくれた人”

”さよなら、2人目のあなた”

 

巴の日記の言葉に胸が締め付けられる思いでした

 

清里と巴に付けられた十字傷

抜刀斎にとっては生涯背負う十字架のようなものだと思います

 

この経験をして不殺の誓いを立てる剣心

 

どれだけ重いものを背負うんですかあなたは本当に...

 

多くの人を殺めるという罪に対して、最愛の人を自分の手で殺め失うという罰

釣り合いは取れているのかもしれませんがあまりにも辛い...

 

人を殺めるということにも迷いを感じていた抜刀斎、それに対しての報いがこれではあんまりです...

 

巴も清里を失い、憎むべき抜刀斎に対して芽生える愛情に葛藤し、最期はその抜刀斎の手で亡くなってしまう

こんなに悲しい人生があるでしょうか

 

”幸せ”というものに翻弄される2人の辛く悲しい運命の物語だったのでしょう

 

そこから1作目の鳥羽・伏見の戦いのシーンが流れます

ここで聞く”やっと来たか、新しい時代が…”は重みがあまりに違いすぎました

 

エンドロールで流れる”Broken Heart of Gold”も歌詞があまりに重く、より作品の持つ悲劇的な側面を強めていたように思います

 

 

つらつらと書いてきましたが、とにかくもうあまりに救いがなさすぎて終始胸が苦しかったです

話がわかっていてもここまで感じさせる今作は本当に名作でしかないと思いました

 

この暗い時代にエンタメまでこんなに暗いものではと思うかもしれませんが、改めて幸せとは何かを考えさせられる深い作品だと思います

 

僕は今作がシリーズで1番好きです(見た当日だからというのを抜きにして間違いなく)

 

本当に深い傷を僕の心に残していった映画でした

 

 

 

 

 

この今の思いをどうしても文字として残したかったという僕のエゴにお付き合い頂きありがとうございました

ここまで読んでくださっているのは恐らく映画を見た方だけだと思うので、お互い今作に残された傷を背負って、日々の幸せを噛み締めて生きていきましょう

 

 

 

5人と2人の”DEPARTURE”

最近全然書けてないですね

家にはずっといるんですが最近弟の影響でハマった新日本プロレスばかりを見ています笑

 

そんな中でしたが...


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DragonAsh Live ”DEPARTURE”を見ました

ダンサーのATSUSHIさん、DRI-Vさんの最後のライブということでしたが、生で見たかった...(配信で見た誰もが思ったことだと思いますが)

 

有観客配信ライブというのがこの時期に入ってから見たのが始めてだったこと、メンバー脱退前最後のライブということもありますが、この期間に見た配信ライブの中で1番良かったです

 

実を言うとDragonAshはワンマンとかで箱で見た事はなくて、主に大作戦、ポル超等のフェスでしか見たことがありませんでした

それでも感動で泣いてしまったほどにDragonAshというバンドの生き様というかそういったものが伝わるライブでした

 

映像は使っても特効等はなく音と踊りで全てを魅せたあたり、やはりキャリアの長さとその期間ずっとトップを走ってきただけある圧巻のライブ、これぞライブバンドDragonAsh

音だけでなく踊りで視覚的なものも取り込んだあたり、ライブというものにどれだけ重きを置いてきたかがわかります

そのDragonAshの特異性であったダンサーがいなくなってしまうのは寂しいですが、2人とも前向きな脱退でお互いに頑張ろうぜというなんとも男らしい幕引きでした

 

”A Hundred Emotion”で始めた段階で泣かせに来てるんですが、本編ラストの”TIME OF YOUR LIFE”のサビで櫻井さんが”親愛なるダンサーズ”と歌詞を変えたところはもう号泣ですよね

 

 

配信ライブや先日のRUSHBALLでも演奏されなかった特大アンセム”Fantasista”は元通りのライブができるまで封印宣言も出て、やはり箱だったりでライブすることに信念を持っているんだなと感激しました

 

最後のダンサー2人からのコメントはもう涙腺崩壊させに来てましたね

個人的にはATSUSHIさんがKenKenの名前を出してくれたことが嬉しかったです

彼の自業自得といえばそれまでなんですが、DragonAshの歴史の1ピースであることに変わりはないと僕は思っています

 

とにかくいいライブでした

ATSUSHIさん、DRI-Vさんがこれから新たな場所でご活躍されること、DragonAshが5人になっても日本のロックシーンのトップランナーとして魅せてくれることを心から願っています

 

いつかパンパンのライブハウスでFantasistaをシンガロングできるその日まで...

配信ライブの是非

久々の投稿です

 

コロナでありとあらゆるライブがなくなっていく昨今、ライブを日々の原動力としていた僕は何もやる気が起こらない結果これだけ空いてしまいました(そもそもライブの感想がメインなので書くことないんですけどね笑)

 

その中でもなんとか僕を支えてくれているのが配信ライブです

 

チケット購入制のものや、YouTubeで基本無料で見れるけどスーパーチャット(投げ銭)をするもの、スパチャもなく完全無料でやるもの

色々な方式があります

 

みなさんは配信ライブみたことがあるでしょうか?

 

僕はかなりたくさん見ました

一応列挙しておきます

 

6/21 [ALEXANDROS]

6/27 climbgrow

6/30 9mm Parabellum Bullet(YouTube)

7/10 BLUE ENCOUNT

7/11 lical

7/15 UNISON SQUARE GARDEN

7/17 Ivy to Fraudulent Game

7/23 The BONEZ

7/24 9mm Parabellum Bullet(eplus)

7/29 ヤバイTシャツ屋さん

 

です

他にも見たいのがあったんですが、配信ライブだからといって見たいもの全部見てるとお金無くなるので...笑

 

 

で、今回は配信ライブの是非について書いていきたいと思います

 

 

配信ライブのメリット

・いつでもどこでも楽しめる

配信という性質上、場所に縛られることはありません

東京で撮影しているライブであっても全国どこでも見ることが出来るので見たいと思った全ての人が見ることができます(配信チケットの上限を設けていない限り)

さらに多くの場合アーカイブ視聴が可能なのでリアルタイムではどうしても見ることの出来ない人もライブを見ることができます

これは配信ライブ最大のメリットだと思います

実際僕も場所に縛られずに見たいものを見ています

 

アーカイブがあるという点は考え方を変えるとライブのバッティングが問題ではなくなるところもあります

リアルタイム配信は同日同時刻であってもアーカイブを使うことで被っているライブを両方みることができます

 

 

・それぞれの楽しみ方ができる

家で見ることが出来る以上、何をしながら見ても誰も文句を言いません

ご飯を食べながら見ても、お酒を飲みながら見ても、じっと座って見てもその人の勝手です

 

ライブハウス等で周りに人がいる環境ではできない新しい楽しみ方があると思います

 

・上限なく見たい人全員が見れる

「チケットをご用意することができませんでした」の心配がありません。笑

 

さらに、ライブハウス等現地に行くことが難しい人(ライブハウスが近くになくて行けない、子育て世代、体の調子が良くない)でもライブを見る機会が得られることは良いと思います。

 

アーティスト側からすると会場キャパ等に縛られない集客が可能になります

収益という点で見ると賢い手段だと思います

 

 

 

配信ライブのデメリット

・生には勝てない

これは誰もが感じていると思います

生で音の振動を感じること、歓声を上げた時の一体感、モッシュ・ダイブ等の楽しみは当然ありません

ここに物足りなさを感じている人がほとんどだと思います

 

実際僕も見ていてテンションが上がっても生で見ている時ほどではないなと感じますし、一滴の汗も流していないところに物足りなさを感じます

 

コメント欄が設けられて演者がコメントを見ることで生感を出したりすることもありますが、どこか切り離された空間のようにな感じますし、体感している実感はどうしても薄くなります

 

・新たなアーティストとの出会いは少ない

アジカンのゴッチが「小さいライブハウスは対バン文化で好きなバンドに出会ったりするんですよね。配信って、すでにファンを獲得している人たちにとっては便利だけど、これが常態化すると、すでに勝ってる人しか勝てない感じがして、文化全体にとっていいのかについては不安があります。でもファンとしては嬉しいですよね。」というようにツイートしています。

 

僕もそう思いますし、対バンによるバンドとの出会いの機会は完全に失われています

最近ではオンラインフェスとして複数バンドのライブが見れるものも増えてきましたが、それもある程度の集客が見込める名の知れたアーティストのみです

対バンとして若手をフックアップすることは難しい状況になります

 

この状況が常態化することはゴッチの言う通り音楽業界のこれからに目を向けるといい状況ではないと言えますね(そもそもライブができない段階で良くないですが)

 

 

 

といった感じになります

 

配信ライブの是非という所で書いてきましたが、やはり思うのは

生でライブが見てぇ

に尽きます

第二波が来てその未来はまた遠ざかったのかもしれませんが...

 

この状況でも音楽を楽しむ手段として配信ライブは続いていくと思います

生じゃないと...と思っている方もこれを機に好きなバンドの配信ライブを見てみてはいかがでしょうか?

 

僕も現場至上主義ですが案外楽しめています

凝り固まった価値観打破していきましょう

 

絶望と希望~京都大作戦中止とハジマザ第1弾について~

2ヶ月ぶりになってしまいました

コロナの影響で日々生気を奪われていることと思います

かくいう僕もいっぱい発狂しました

 

そして今日...

 

 

京都大作戦2020中止

 

 

いや、なんとなくわかってましたよ?

DPF無理で大作戦できるわけないですから

 

それでも辛い...

それに何よあのメンツ...

ダメージが一斉に来た感じですね...

 


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強すぎやしないかね

これ見れへんの辛すぎる...

 

一日目トリプルアックス揃ってるし

backnumberが大作戦とかえぐいし

ホルモン復活してるし

ハルカミライ源氏上がってるし

激推しのclimbgrow呼ばれてるし

 

二日目ジーフリ源氏とか熱いにも程があるし

それプラスDA、ダスト、ロットンと同世代揃ってるし

Creepy Nuts源氏で見たかったし

 

まぁ、エルレ呼ばれてたら怒り狂ってたと思うんで耐えってことで

 

ここ数年常連だったヤバT、Kenバンド、スカパラが呼ばれてないのは意外でしたね

 

 

 

とまぁ意気消沈した1日を送っていたところに...

 

 

ハジマザ第1弾アーティスト

 

 

ありがとうHEY-SMITH...ありがとう猪狩...

 


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それもこのメンツはえぐいでしょ

まぁイツメンといえばイツメンですけど笑

 

即チケットを申し込み、9月まで生きる希望を繋ぎました

 

マジでそれまでに収束してなかったらコロナお前ぶち○すからな...?

 

まだ日程しか出ていませんがメガベガスも9月にありますしそこまでなんとか生きようと思います

 

ライブ会場で爆音の中はしゃげることを願って...

日本のサブスク事情について

みなさん音楽は聞いていますか?

そうならどんな聞き方をしているでしょうか?

CD?配信?ストリーミング?YouTube

 

新しい音楽との出会いはありますか?

 

僕は上記全ての方法で音楽を聴きますし、新しい音楽も聞こうとしています

 

https://av.watch.impress.co.jp/docs/series/rt/1234/989/amp.index.html?__twitter_impression=true

今回のブログを書こうと思ったきっかけはこの記事を読んだことです

 

「日本人は人につく」「ディスカバリーに興味が無い」であったり納得できる内容が多く、僕の意見も書いてみたいなと思いました

 

サブスクが日本で流行らないことに対する意見も書いてみます

 

 

「日本人は人につく」

曲先行でこの曲好きだからこのアーティスト好き!

ではなく

このアーティスト好きだからこのアーティストが出してるこの曲好き!

になっていることはよくある事だと思います

 

ファンクラブなどの制度が日本で存在するのもこういった文化的背景があるのかなと思います

 

かくいう僕もFCに入ってるバンドがいくつかありますし、このバンドこの曲は好きだけどこの曲はあんまりだなと感じることがそこまで多くないことに気づきました

僕も日本人だったようです笑

 

いいと思ったアーティストの曲は全て良く聞こえるみたいな遺伝子でもあるんですかね?

 

 

「日本人はディスカバリーに興味が無い」

前項とも関連しますが、日本人は好きなアーティストの曲を繰り返し聞いて、新しいものを発掘しようとしない傾向があるようです

 

実際僕も好きなアーティストの曲は繰り返し聴きます

新譜が出たらそれをきっちり聞き込みたいと思って繰り返し聞いています

 

発掘しようとしないというのもある程度日本人の特徴だなと思います

実際に友達にこのアーティストしか聞かないよって人がいますし、新しい音楽を能動的に探そうとする人は少ないように感じます

 

しかし、そういう人たちは自分の好きな音楽を探す術をもっていないこともこの要因の1つだと思います

 

僕は音楽にハマってすぐの頃は自分の好きなジャンルなどもよく分かっていなかったので、とりあえず有名なバンド、具体的に言うとフェスに出てるようなある程度名の知れたバンドをとにかく聞き漁りました

 

そういったことを通して自分の好きなジャンルを確立して、その中から探すと言ったことができるようになりました

 

発掘しない人達はそれがないのだと思います

 

その点でサブスクというのは優秀なサービスだと思います

聞いたアーティスト、曲に基づいておすすめを紹介してくれますし、実際に僕はそこで聞いてみて好きになったアーティストがいます

 

YouTubeのオススメ機能も確かにありますが、あれはどちらかというと類似したアーティストというよりそのアーティストの他の曲を勧めてくれるようにぼくは感じます

 

 

「日本人は音楽をソーシャルにシェアしない」

これは僕には当てはまりませんでした

僕はいいと思った曲はMVがあればそれを公開しましたという公式のツイートをリツイートしますし、なければツイートでこの曲いいって言ったりします(誰も見てないと思いますが)

 

ですがこれも日本人には当てはまるんだと思います

というかシェアしないもなにもシェアするものがないという方がしっくりくるように思います

ディスカバリーしない、かつ同じものを聞く

つまり誰でも知ってる有名なアーティストばかり聞いている人が日本人には多いと言えます

実際にそんな人がみなさんの周りにもいるのでは無いでしょうか?

 

そういった人達はシェアしなくてもその曲はみんな知っているのでシェアする必要がないのではないかと僕は考えました

 

 

サブスクが流行らない理由

記事にはサブスクにないアーティスト、YouTube、違法アプリの3要素が挙げられています

実際その通りだと思います

 

今でこそ多くのアーティストがサブスクを解禁しましたが、それでも誰でも知っているアーティストでサブスクを解禁していないアーティストはいます

例えば、B′z、GLAYaikoなどの大御所からRADWIMPS(ベスト盤みたいなの1枚はありますが)、My Hair is Bad等のナインス系などはサブスクにありません

 

しかしYouTubeではMVなどで曲を聞くことができます

しかも無料でとなればYouTubeに行ってしまうのも無理は無いと思います

 

そして違法アプリ

これは論外です、許せません

https://youtu.be/hm179T5kaEA

MusicFMについては一時期Twitterでも話題になりましたがセゴリータ3世というYouTuberの方が撲滅に向けて活動されています

 

僕も違法アプリには断固反対の姿勢ですし、過激派と思われるかもしれませんが友人が使っているのを見て携帯を取り上げてアプリを消したこともあるくらい嫌いです

動画にもありますが、本来アーティストに入って今後の制作の糧になるはずのものが何処の馬の骨とも知れぬ人に奪われて制作が厳しくなったり、もしかしたら生活に困って音楽を辞めてしまうかもしれないと思えば怒りしかありません

 

これを読んでいてMusicFM等の違法アプリを使っている方がいたら今すぐに辞めてください

YouTubeで無料で聞くことも出来ますし、サブスクに入れば月額1000円もかからずに何百万という曲を聴くことができます

本当に音楽が好きならあなたのその行動で音楽の未来を守りましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

すごく話がとっ散らかってしまいましたが音楽を取り巻く環境について話したいことを話せました

たまには音楽という広いテーマで書きたいなと思うので共感してくれた方などはまた気が向いたら読みに来てください

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにここからは僕の個人的な話になりますが、年間30本弱ライブに行く生活を3年して来ましたが先日あげたclimbgrowのワンマン以降4/1のワンオク名古屋振替公演までライブ予定がありません…

なのでライブレポートは当分出ないので悪しからず...(待ってくれている人がいるかはわかりませんが笑)