Eye of the stormはいかがなものか?
夜勤明け昼まで寝たがために夜寝れなくて書き出したところであります
前回言った通りEye of the stormの感想、レビュー的なものを書いていこうと思います
と思ってたら、本日ものごっつ的を得たレビューがYouTube上に...
セゴリータ3世っていう音楽のレビューをメインに活動しているYouTuberの方の動画です
僕はこの人の音楽に対する感性、考え方めちゃくちゃ好きで近い部分が多いなーといつも拝見しています
ほんとにこの動画にほぼ言いたいことは詰まってる気がします笑
まぁでもそれ以外にも書きたいことがあるんで僕なりの解釈とかを書き連ねていこうかと思います
まず、第一印象としては、
”いやこれ洋楽じゃね?”
てのがあります、これ聞いた100人に聞いたら100人こう答える自信があります
でもワンオク本人達からすればそれでしてやったりというか、想定通りなんでしょうね
35xxxvでFueled by ramenと契約して海外進出を本格化してからワンオクは間違いなく標準が海外にあります
僕はゴリゴリロックのワンオクの頃にハマった口なのでLast Dance出た時なんかなんじゃこりゃって感じでしたよ
そっからのAmbitionsなんか洋楽やんけと
Bedroom WarfareのMV出た時ちょっと荒れましたからね笑
でもアルバム通して聞いて、やっぱ洋楽志向だなー、何回も聞いてるうちにかっこいいなー
おっと?
となるわけです
曲としては間違いなくかっこいいし、いい曲達なわけですよ
Ambitionsに関してはツアー行ってライブで見たらやっぱりこれがONE OK ROCKだと、かっこいいじゃんってね
だから今回もそうなるんじゃないですか?
洋楽すぎて受け入れられないって意見ちょくちょく見ますけど、まぁ一旦何回か聞いてみましょうよ
ツアーも行きましょうよ、昔の曲もきっとやってくれますから
そしたらハマるって
これはもしかしたらワンオクに人生を変えられた信者の意見かもしれないですけど、バンドの本質、本当のカッコいい部分はライブにしかないですよ、持論ですけど
さぁ、勢いに任せて書いてたら前振りがえらい長くなりましたが本題に入ります
最初に僕の立場を明記しておくなら、僕はこのアルバム好きです
曲としてのクオリティは間違いなく高いし、メロディもいい
洋楽の焼き直しっていうのは否定しないです、その通りだと思うので
でもそれをこのクオリティでやれるのはやっぱワンオクすげぇって感じですね
まずトラックリストでて多くの人は思ったでしょう
1曲目Eye of the stormはインストだと
4人になって初のアルバムNicheシンドローム以降全アルバム1曲目はインストが定番の流れでしたね
で、35xxxv以降は3xxxv5、Ambitionsとアルバムタイトルをもじった、もしくはそのままの曲名であったことから今回もそうだろう
そう思った方は僕以外にもいるかと思います
答えは否でしたね
バリバリに歌っとるやんけと
ここがまずONE OK ROCK第2章の覚悟の表れではないでしょうか?
今までのロックなサウンドもやめて本気で海外で勝負をすると海外の主流に乗った音楽をやって、今までのONE OK ROCKとは違ぇぞと
それをアルバムの流れを変えたところからも汲み取れるように僕は思います
次に曲自体のお話に
僕個人の推し曲はWasted Nightsです
メロディが好きなんですよね
今回は聞けばわかる通り
ここのギターソロかっけぇ!
とか
このリフやべぇ!
とか
ここのシャウトすげぇ!
とかいう感想は一切生まれないわけです
曲調とメロディ、ただそれだけ(ディスってる訳では無いです、端的に述べるならそれだけだよねって話で)
Takaのソロアルバムやんって意見はなんなら的を得てるくらいで、
いかにTakaの歌を目立たせるか
どれだけメロディの良さを前面に出せるか
この2つがこのアルバム制作における至上命題だったのではないかと思います
歌モノの音楽ってほぼそうやんって言われたら返す言葉がないですけど、これはその極地ですよね
他のバンドならギターソロだったり、リフだったり、ブレイクだったり多少なり楽器が目立つパートがあるのに、これにはそれらがほぼない
それだけTakaの歌とメロディで勝負をしていると
そういう意味ではめちゃくちゃいいアルバムですよね
ONE OK POPとは言い得て妙で、ポップミュージックさながらボーカルがフィーチャーされて、歌の良さが伝わるという点では150点満点だと思います
ただ、アルバムとして聞く分には全曲のテンポが近すぎる
Ambitionsから若干その傾向はあったものの今回はさらにそれが進んでいると思います
今世界で評価されている音楽は恐らくこんな感じなんだと思います、洋楽そんな聞かないんで知らないですけど
前まではイントロから激しめの曲が並んで、9.10曲目あたりにバラードだったりとかで1度テンポを落として、もう1回上げてラストにミドルテンポくらいのクライマックス感のある曲を持ってくる
これがワンオクのアルバムの基本的な流れで、一番いい流れだったように思います
でも今回はその流れもない、これもワンオク第2章の現れのうちだと思います
曲調とか音使いにはその流れは感じなくもないですけど、テンポとしては悪くいえば単調に僕は感じてしまいます
アルバム1枚通して聞いて綺麗な流れってありますよね
曲間のつなぎであるとか、曲順って大きく寄与する部分であって、そこは完璧なんですよこのアルバム
でもテンポとしての上下がないってのが僕はちょっと引っかかりましたね、個人的感想ですけど
世界の主流に寄せ切ってるんでしょうけど、もっとここまでのONE OK ROCKらしさも残してもっとテンポ早め位の曲があっても良かったのでは?と思ってしまう自分はいます(懐古厨ですよね...)
でもここまで振り切って主流に乗ったONE OK ROCKの覚悟は痛いほど伝わりました
全然アルバム通して聞く分にはいい流れだと思います、懐古厨の自分がいるんですよねどうしても
では最後になりますが、ツアーについて
アメリカツアーが始まったようですね
どうやら今回は海外を先に回って秋頃に日本ツアーがあるようです
いや音源関係ないやんけ!と思ったそこのあなた、まぁ落ち着いて聞いてくださいよ
僕はアルバムはツアーまでやって完成だと思ってるのでツアーも作品の一部なわけですよ(超持論)
このツアー、僕は何としてでも行きます
前述の通りバンドの本質はライブにあると思っているので
それに今回のアルバム、ライブでどうなるか気になりません?
Ambitionsの傾向で行くならライブはバンドサウンドが割と前面に出た音になります
この曲達バンドサウンド全開にしたらどうなるんだろうって僕は今からワクワクしてます
Changeは一応ドームで聞けたんで知ってますけど、あれバンドサウンド入ったらめちゃくちゃかっこいいっすよ本当に
バンドサウンドが前面にでてない曲がほとんど(Can't waitとThe Last timeはコードでバーンって割とわかりやすく鳴ってますけど)の中バンドサウンドをメインにした時どんな聞こえ方をするのか、Takaの歌は、あの電子音達はどれだけライブで映えるのか聞きたくて仕方ないです
ちなみにちょっと脱線しますけど、ツアーキャパってどうなるんでしょうね
4大ドームやれるほどなんで相当なキャパで打つんでしょうし大方アリーナツアーになるんでしょうけど、どれだけの本数打つのかって割と予想できない節があります
全開ツアーでも関西に関して言うと城ホ2本の神戸ワールド2本、和歌山1本とありましたね
京セラ2daysも埋まってたし、そっから多少なりワンオクのライブに来たい人口が増えてるとするならもうちょい増えますよね
どんな大規模ツアーになることやら
そして気になるのが対バンはあるのか?
これは35xxxvツアー以降なので恐らくあると思いますし、あって欲しいと思います
洋楽志向に完全に振り切ったワンオクが今呼ぶ対バンとは?
めちゃくちゃ気になる
まぁイツメンのSiM、coldrain、Crossfaith、OKAMOTO'Sとかは呼ぶんでしょうけどね
それ以外は歴代は高橋優、WANIMA、ビーバー、BONEZ、Suchmosと割りと多岐にわたって呼ばれてる感じはあるので今回は一体どんなバンド、アーティストが呼ばれるのか楽しみですね
同期あたりで言うなら交友があるのが有名なのに今まで呼ばれてないRAD(向こうの胎盤では出てましたけど)、UVER、マンウィズとかあったら面白いなーと思います
前回ツアーで言うとこのミスチル枠の大物とか
復活ツアー出たしワンチャンエルレを呼び返すのもあるのでは?(そしてそれを俺の行く時にやってくれ)と思う自分はいます
洋楽枠も前回のFall Out Boyみたいなかなりの大物が期待できるのではないでしょうか
個人的にはリンキンとの対バンが残念な形で飛んでいるのでその分と言ってはなんですが、マイクシノダソロとの対バンはあり得ると思ってます(そしてプロデュースしたOne way ticketをコラボしてくれ、俺の行く時に)
とまぁこんな感じでツアーにも期待が高まるEye of the storm
レビューとは名ばかりの思ったこと書きなぐったメモみたいな内容になってしまいましたがここまで辿り着いた物好きの方、ありがとうございます
もっとよくある曲単位のレビューとかやりたかったんですけど、それはもっとアルバム聴き込んで行けると思って、気が向いたら書こうと思います
それこそツアー終わってからライブでの印象とかも加えて書きたいですしね
では今日はこのあたりで