まんまとフレデリックの術中にハマる
事の始まりは2018年12月28日 RADIO CRAZY 2日目のこと。
記憶が確かなら17年の5周年城ホ開催だったHigh!High!High!以来にとあるバンドのライブを見た。
そう、題にある通りフレデリックである。
フレデリックからのオーラル、おー、MASH A&Rの同期バンドのバトンいいじゃん
そんな軽い気持ちで挑んだのが最後
1曲目のシンセンスの段階でバチボコにやられた
前まではやはりオドループの印象が強く流行りの四つ打ちバンドの1つくらいにしか認識してなかった(ファンの方怒らないでください、悪く言うつもりは無いんです)フレデリックが初登場のはずのZ STAGEを完全に征服していた
フェスで大きめのステージに立った時アリーナ埋めれるくらいのバンドのライブは大きく2パターンに分かれるという持論がある
1つはアリーナさながらスケール感のあるライブをするバンド
アリーナツアーとかやれるクラスのバンドはだいたいこのパターンが多い、具体例を上げるならドロスとかbacknumberとかね
もう1つは大規模のフェス会場さえも灼熱のライブハウスに変えるバンド
アリーナ絶対やれるだけのファンいるのに信念としてアリーナやらない10-FEETとかホルモンとかは完全にこっち(音楽性的に必然そうなるってのはあるとは思うけど)
で、件のフレデリックはどちらかと言うと後者よりだと思ってたわけですよ、僕はね
灼熱でないにせよ、あのダンスミュージックで会場をダンスフロアに変えるタイプというかそこを狙ってるバンドなんだろうなと
あの日のライブは完全に前者でした
オーラルと同じ事務所だけあって自前のレーザーを導入したこともあって、演出的にもアリーナ級(神戸ワールドやったのはでかいと思うけど)
演奏もめちゃくちゃ上手くなってるし、三原兄がハンドマイクを始めたこともあって魅せ方の幅が大きく広がったのもある
でも何より曲のスケール感がでけぇ
シンセンス、LIGHT、飄々とエモーションは完全にそこを狙ったんでしょうけど大きい会場でものすごく映える
オドループ、オンリーワンダーとかの前からある曲も回数重ねてブラッシュアップされてるのと、つなぎだったりとかでめちゃくちゃかっこよくなってる
そんなこんなで僕のフレデリックへの見方を180度変える衝撃的なライブを見て完全にフレデリックの術中にハマるわけです(ちなみにですが、ここまで言ったらお察しだと思いますが去年のレディクレの個人的ベストアクトは間違いなくフレデリックです)
さぁ、時は流れて昨日...
買っちゃいましたよねぇ〜
いや、ずっと聞きたかったんですよ
新曲YouTubeでずっと聞いてたし
アルバムも速攻で買うかと思ったけど、軽音の事情だったりで散財を避けたい時期だったこともあって、フレデリックはSpotifyに上げてくれてるから大丈夫!と思ったわけです
え?既発曲とリード曲しかねぇじゃん
やられた...
TSUTAYAレンタルまで待つかも迷いましたよ
しかし、ここはさすが俺
待てるわけがないのです
三条に行く用事があった時にタワレコを訪れるも完売...
やっとの思いで昨日アルバムを手にしたという訳です
いやぁ、めちゃくちゃいいじゃないっすか
難しいこと考えずに聞けば自然と身体が動くし、じっくり聞いてみると全パートすげぇ凝ってる(インタビューやらTwitterやらでメンバー皆さんこのパートがどうのと仰っていますが本当にすげぇ)
買って2日なのでまだそこまで聞き込めてはないですけどこれは今年のCDショップ大賞とか余裕ではいるやつでしょ
DVDも見ましたよもちろん
めちゃくちゃかっけぇ...
何よりライブ運びが死ぬほど上手い
ご覧になられた方はよくよく分かると思いますけど、曲のつなぎが本気で上手ぇ
そんないいアルバムに出会うと考えることは1つ
”ツアーに行きてぇ”
購入時期が遅かったこともありアルバム封入先行には残念ながら間に合わなかったのでビッキャはきっと取れないでしょうから年末のベイサイド公演あたりを狙いましょうかね
できることならあの曲達はアリーナで聞きたい
しかしさすがに横アリは厳しい...(時期的にも軽音の卒ライ練習期間真っ只中)
フレデリックさん、お願いします
神戸ワールドもう1回か城ホやってください...
さぁ、みなさん、存分にフレデリックの沼にハマって抜けられないループに入りましょう