climbgrow、4人でホームで鳴らす最後のロックンロール
climbgrowのBa.仁太 B-FLAT Last live行ってきました
climbgrowのライブ見るのはこれで4回目やったけど、長尺見るのは初めてだったのでこれまで聞けなかった定番以外の曲聞けるのめちゃくちゃ楽しみにしてました
2月の東京が初ワンマンって打ってるけどこれもワンマンやったから事実上の初ワンマンよな笑
それがBa.仁太さんの脱退前ラスト2本なのはすごく残念ですが...
ただ、本人たちも悲しむのは求めてないだろうし、当日もすごく楽しい雰囲気でしたし、めちゃくちゃかっこいいライブだったのでいつも通り感想を書いていきます
まず、climbgrowは今年初めにベストアルバムの「EL-RODAR」をリリースしました
もちろん購入済みです
このアルバムのリリースツアーは行われないそうなので、今回と2月の青天井が実質リリースイベント的立ち位置になっていたのではないかと思います
なのでこのアルバムの収録曲は”LAVENDER”以外全曲聞けました
というかclimbgrowの持ち曲ほぼ聞けました笑
”極彩色の夜へ””THIS IS””LILY”と定番のブチ上がりナンバーが続き乗っけからトップギアのライブ
”THIS IS”のライブアレンジ聞けたのは熱かったです
それも曲振りは仁太さん、エモい...
ここからワンマンどう来るかと思えば
”ハイライト””群青色の記憶””太陽はまた昇り”の旧曲連発
もちろん全曲初聞きですし”太陽はまた昇り”に至ってはYouTubeで聞いてからずっと聞きたくて聞きたくて仕方なかった曲でした
”胸を張って生きてやろうぜ 馬鹿野郎”生で聞けたのガチでやばかったです、泣くかと思いました
ベストアルバムのリリースと仁太さんの脱退で旧曲も含めてclimbgrowの歴史を振り返っていくようなセットリストでしたね
閃光ライオット2014からはや6年
その間climbgrowが積み上げてきたものが垣間見えた気がします
MCでもワンマン故のアットホームな雰囲気、仁太さんとの超プライベートな話も飛び出したりとやっぱバンドの本質ってワンマンに行かないとわかんないなと思います
そこからもclimbgrowのロックンロールが叩きつけられていきます
印象的なのは”POODLE”
MV出して「FREEDOM」のリードトラックの立ち位置なのにイベント等ではやらない意味がわかった気がしました
仁太さんへの想いを込めたMCの後のこの曲
元はVo.泰誠さんが亡くなった愛犬に向けた曲ですが、仁太さんへの別れにも通ずるような歌詞で染みました
廃盤で音源は聞くことが出来ない”街へ”はすごくいい曲でした
イベントではロックンロール系のアッパーな曲が多いので、しっとりしたバラードも歌えるclimbgrowの振り幅の広さを感じます
ここから終盤に向けて盛り上がっていきます
やはりワンマンでも破壊力抜群の”ラスガノ”
このキレキレのロックンロールが鳴らせるのは今の日本ではclimbgrowくらいなのではないでしょうか?
シングルカップリングには勿体ないほど良くて好きな”SEPTEMBER”も聞けました
ギターソロの音作りめっちゃ好きです
ロックンロールバンドがどこかポストロックチックな音作りのギターソロ、エモいですね
そして本編ラストは”叫んだ歌”
とても6年前の曲とは思えない完成度、climbgrowの才能を思い知ります
合唱も巻き起こりこの日最大のハイライトとも言える瞬間だったと思います
そこからアンコールで青天井のリクエスト1位だった”過ぎてしまった”
ダブルアンコールの”風夜更け”
最後までclimbgrowらしさ全開でした
”風夜更け”ではいつもなら泰誠さんが客席に乱入するところ、今回は仁太さんが乱入しての演奏
本人達が音楽を楽しんでいる雰囲気が感じられて見ていてとても嬉しくなりました
総じてやはりclimbgrowは最強の日本のロックンロールバンドだと痛感しました
仁太さんはいなくなってしまいますがこれからもライブハウスでロックンロールを鳴らし続けて欲しいと思います
後日談ですが...
Spotifyに音源ない曲聞きたすぎてライブ後速攻ポチりました
最高です
もし知らない方がいたら是非聞いてください
これが日本のロックンロールバンドclimbgrowです