第2章でも忘れないBKWの精神~VS.氣志團のエンターテインメントショー~
数日空いてしまいましたが、
THE ORAL CIGARETTES COUPLING TOUR BKW!! STRIKES BACK@Zepp Osaka Bayside公演行ってきました
対バン発表段階で熱かったですよね今回のツアー
札幌 [ALEXANDROS]
福岡 マキシマム ザ ホルモン
大阪 氣志團
名古屋 HYDE
いや、すげぇよ?
このタイミングでここまで対バンしてきた中でパラデジャに呼べなかったバンドとか呼んでくるかと思いきやバチバチの先輩にばかり勝負しかけた感じで
BKWの意志やっぱ忘れてねぇな、オーラルまだ攻めるかとファンとしては激アツでした
全通したいくらいでしたがそれはさすがに無理なので地元で見ました笑
関西で氣志團ってのがセンスありますよね
大作戦2017で初めて見て以来でしたが氣志團のライブとして1つのエンターテインメントが完成されているという印象でした
今回は何をしてくれるのかと思ったら...
開演前から小劇場スタート
恐らく氣志團初見の人が多いであろう今回の対バン(氣志團的に言うならGIGというそうです)に向けて氣志團の説明も兼ねてだったんでしょうけど
オーラルファンばかりの正直アウェーの状況を打破する氣志團なりの手段だったんでしょうね
完全にここで氣志團の世界に引き込まれたって人がほとんどだったのではないでしょうか?
そしてライブスタート
正直言うと有名曲をさらっている程度だったのであまり曲はわかりませんでした
その中でもやはり一際盛り上がるのが”One Night Carnival”
翔やんも言ってましたが紅白に2回出るだけある国民的キラーチューン
3曲目くらいに来たので、えらい早いやんと思えば...
本人達による小劇場始まる
前述の開演前はマネージャーさん?か誰か本人達ではない人でしたが、今回は板の上で本人達による小劇場
”One Night Carnival”が盛り上がってないとかいう内容でした(前方はめちゃくちゃ盛り上がってましたよ、後ろはどうか知らないですけど)
そこからの現代版One Night CarnivalとしてDA PUMPの”USA”カバーバージョンを投下
大作戦でWANIMAとホルモンのカバーはやってた(曲中Cメロくらいでワンコーラスずつ)のでその感じで来るかと思ったらフル尺て笑笑
そこからさらに”狂乱Hey Kids!”カバーバージョンまで
芸が細かい!
22年生き残ってきただけあって流石と言わざるを得ないパフォーマンス
沢尻エリカ逮捕をいじるくだりまで出してきてこの人達芸人なのか?と疑うまでの作り込まれよう
マジで 大好き マジで 愛してる(MDMA)は秀逸すぎて笑った
そこから完全にホームとしてライブを締めくくって行きました
フェス尺ではわからないライブハウスだからこその熱量、パフォーマンスが見れて良かった、オーラル呼んでくれてありがとうの一言に尽きます
コメディタッチな部分もあるけど、きっちり演奏でも魅せる
氣志團の真髄に少しは触れられた気がします
また見たいと思いました
そしてオーラル...
セトリ出だしから攻めすぎな!?
ハロウィンの余韻のRedone verで始めて、今回はダンスフロア的な感じのオーラル第2章を見せつけるかと思いきや...
BLACK MEMORY
カンタンナコト
狂乱Hey Kids!
CATCH ME
連投て...
初手キラーチューン祭りで氣志團のピースフルな雰囲気から一転オーラルの闇の世界へ
僕は夢を見るのRedone verでちょっとここから明るめかなと思いきや
PSYCHOPATH
もうどん底よ
オーラルの1番ドス黒い部分でもう完全トリップですよね
ガチでMDMAよりキマってたと思います
Flower
LOVE
で多幸感あるクライマックスでEverythingでも来るかと思いきや...
容姿端麗な嘘
やっぱオーラルはこれですよね
今までは盛り上げて、おとなしめやって、キラーチューン祭りで締めるってのがお決まりの流れだったところをぶち上げる、揺れて聞くってのを交互に出すセトリでオーラル第2章を感じさせるライブでした
場数を踏んできた故の緩急の付け方は流石としか言えないです
アンコールでは定番まさやんショッピングを終えて
第2章の幕開け”ワガママで誤魔化さないで”が来て何で締めるのかと思えば
mist...とか最高すぎるんですけど??
ムラムラして終わらせるとかオーラルひどい!(褒め言葉)
本当にいいライブでした
オーラルと氣志團という一見すれば交わらない2バンドの異種格闘技戦でしたが、最後にはやはりロックバンド同士通ずるものがあって、ホームもアウェーもないなって思わせてくれました
やはりロックバンドはいいぞ