ROCKSTAR is ALIVE, the name is THE ORAL CIGARETTES
THE ORAL CIGARETTES presents PARASITE DEJAVUに行ってきました、もちろん2日間
オーラル大好きマンの僕は発表段階で行くに決まってんだろありがとうオーラルとそれはそれは感謝したものです
2日間を通してTHE ORAL CIGARETTESというバンドの過去・現在・未来を完全に示したライブだったと思います
1日ずつ行きます
Day1~ONE MAN SHOW~
当初の予定ではATTRACTION AREAのパフォーマンスに間に合うくらいで行こうと思っていました(2日目早いのわかってたし)が、幼稚園児現象(遠足の日に楽しみで早く起きてしまうように早く目が覚めること)で予定の2時間前に目が覚めました。はい、物凄く楽しみでした。
せっかくだからと早めに会場入りしてオーラルの作り出した空間を味わおうじゃないかと
いや、セット凝りすぎ!!(1枚目指が写りこんでるのは許してください)
泉大津フェニックスにはラシュボやらハジマザやらで年1は行きますがここまで凝るのオーラルだけでしょ
FC限定のクイズラリーも設置したりとオーラルについて知ってね!これがオーラルだよ!と言わんばかりの大盤振る舞い、僕は好きです
ATTRACTION AREAのパフォーマンスは全て初見だったので新鮮かつ衝撃を受けるものしかありませんでした
KAIRIさんのヒューマンビートボックスはマジで喰らいました
ヒューマンビートボックスってボイパみたいなもんでしょ?くらいの認識でした最初は
正直なところレベルが違いすぎましたね
お恥ずかしながらHIKAKINくらいしかそういうことしてる人知らなかったので人間の体からここまでのことが出来るのかと感動しました
そのヒューマンビートボックスと万美さんの書道のコラボは本当にオーラルにしかできない芸当だったと思います
万美さんの書道は武道館のあたりで一応知ってはいたので生で見れてよかったなと
書道も完全に無知でした(死ぬほど字汚いので)けど魂のこもった文字ってここまでかっこいいんだすげぇ…
OLIさんのライブペイントは2時間でここまでのクオリティ出せんの?っていう衝撃しかないです
2時間以上かけても俺あれの100億分の1のクオリティも出せませんけど?(これはシンプルに絵のセンスがない)
そしてこの全てがコラボして出来上がったのが
スプレーペイントの上に書道がヒューマンビートボックスを聴きながら書かれてるって本人達も言ってましたけど奇跡のコラボですよね
山中拓也すげぇ...
SIVAさんのMUZEギャラリーも見ましたけど本当にファッションというものと程遠い人生を送っているのでかっこいいな、でもこれ着こなせる自信皆無って感じでした、ごめんなさい
もっとそういうとこも知っていこうとは思いました
そしてこの全てを終えてオーラルのライブへ
いやセトリ神すぎん?殺す気か?
初手BLACK MEMORYってどうした?
こんだけ待たせてそれはぶち上がるに決まっておろう(これが2日目への伏線だったことはこの時はつゆ知らず...)
ワンマンだからコアな曲やるにしてもGET BACK、N.I.R.A、瓢箪山の駅員さん、See the lightsってどうした?
やばすぎるんやけど?
ありがとうございます...
さらにハロウィンの余韻と僕は夢を見るのRedone verて...
LIPSとLOVEは原曲からそんな大きく変わってないかつ、バンド演奏で再現出来るところにあったのでやるだろうなって感じでしたけど、まさかそこまでやっちゃうんだ
あきらがキーボード弾いてるとか超絶レアな光景だったんじゃないでしょうか
少し脱線しますが僕はこのRedone ver賛成派です(賛否両論とか言われつつも反対意見僕見た事ないんですけどね)
オーラル、特にやまたくのルーツにヒップホップがあるのはよくよく分かっていたことですし、そういうとこ通ってきてるならやってもおかしくないなってことではあるので
ソロみたいって言われるみたいですけど、その一見ソロみたいに聞こえてしまうものをバンドに落とし込むってところにオーラルなりの今のロックシーンへのアンチテーゼがあるのではないでしょうか?
MCでもありましたが常識や固定概念みたいなものを完全に壊しに行ってるんだという意思を完全に体現しているものだと思います
そしてなによりも1日目のハイライトは5150でしょう
僕は5150は現段階でオーラル史上最強の名曲だと思っています
オーラルの人の傷や痛みに寄り添うスタンスを完全に提示した1曲だと
この前のMCでもオーラルは傷に寄り添うって明言しましたし、ここで語ったことが全てだと思います
やっぱかっこいい
KAIRIさんとのDIP-BAPコラボ、ロザリーナさんとのDon't you thinkもこれからのロックバンドとしての常識を打ち崩すオーラルの未来の現れだったのではないでしょうか?
1日目はオーラルファン垂涎の神セトリで完全燃焼でした
これで明日もオーラル見れるとか神か?と思いましたね
Day2~OMNIBUS SHOW~
1日目の余韻冷めやらぬ中2日目対バン形式
冒頭のMCでやまたく本人も言っていましたがオーラルにしか集められないメンツ
さらにKAIRIさんの人力ジングルもここでしか見られないものとしてオーラルの好きなもの全部詰め込んだなぁ...好き...
トップバッターにして4本打ちやられるとオーラルのイベントが始まった感殊更にあるし、何よりオーラルとの深い関係性が見えるパフォーマンスでしたね
で、セトリ凄くないか?
2曲目でHALO来た時僕は叫びました。
本気でオーラルに喧嘩売りに来てるなと、愛ゆえに本気で潰しに来てる感じがヒリヒリして最高でした
初期からの仲間と2万人の観衆を前にライブしていることを噛み締めるように言葉と音が紡がれていくようでこれぞブルエンというエモエモのライブでした
やまたくじゃないけど泣きましたね笑
Age Factory
オーラルの歴史を語る上では欠かせないとしても動員的には大抜擢と言っても過言ではないAge Factory
動員とか恐らく気にせず本当にオーラルの歴史を感じてもらいたいという心意気を感じる人選でしたね
ライブはもうぶっ飛んでました
ほとんどが自分達を見たことがない中俺たちが獲りにきたと言わんばかりの気合いの入ったライブ
1番の若手故の勢いもありつつ聴かせるとこは聴かせる緩急はさすがです
僕個人としては1曲目に1番聞きたかったCLOSE EYE来たのがぶち上がりでしたね
まさかシングル3曲ともやるとは...
あの場にいた多くの人があの爆音にやられたんじゃないでしょうか?
オーラルセックスしてPINK MEMORY作りに来たクリープハイプ
ブルエンAge Factoryのアッパーな流れをものともせず涼しい風が吹くような爽やかな流れにしたのはさすが先輩ですね
正直対バンとかもそんなになかったしオーラルとの関係値が見えにくいところがあり、僕としては割と意外な人選でしたが、MCにもあったように奥底に抱えてる暗さは同じってところで全てが腑に落ちたような気がします
後輩が咲いて花を持たせるように栞で散って終わったのはクリープハイプなりの愛だなと感じるライブでした
SKY-HI
今回唯一の初見
ヒップホップへの造詣も深いやまたく故の交流、人選
バンドの中に1人だけSKY-HIってのはアクセントとして良かったし、なによりオーラルのルーツ、音楽性の広さを示す上では最強の人選だったのでは?
ライブはバチバチにかっこよかったです
ロックのファン相手にもきっちり魅せる選曲とパフォーマンスは経験値を伺わせるようでした
Paradise has no borderのトリビュートまで飛び出すあたりヒップホップという音楽の自由さを知らしめるライブでした
言わずもがなのONAKAMA2組目
BLACK MEMORYのイントロからのknifeはフォーリミ城ホの時のやまたくゲスト曲がknifeだったところにもフォーリミの粋な選曲が見えた気がします
オーラルが闇属性ならフォーリミは光属性とはその通りでオーラルとは仲間だけど俺達は俺達のやり方でやるぜと言わんばかりに輝いてましたね
(ちょうど日差しが1番キツかった時間だったので物理的にも笑)
アルカラ
オーラルの父
各所でオーラルにバンドの全てを教えたのはアルカラだと言われていたので予想通りの人選
4列目くらいにいたので袖で見ているオーラルメンバーが見えてものすごい楽しそうに見てるやまたくを見て熱くなりました
ライブはもう圧巻
ロック界の奇行士、最強のライブバンドアルカラを見せつけられました
新曲を2曲ぶち込む攻め攻めセトリでアルカラのペースに持っていきつつも、MCでオーラルについて語ったり、演奏中も袖のメンバーをみていた姿にバンドの人情のようなものを感じました
やる予定じゃなかったけど要望を受けてのサプライズチクショーはすごい粋だし、先輩としての大きすぎる背中をしっかり見せてオーラルに繋げたようでした
SiM
出るのもわかってたし、タイテもトリ前だろうなってのも予想通り
MAH様は特に何もしてないとか言いましたけど間違いなくオーラルはSiMの背中を見てそれをなんとか追い越そうとしているバンドだし、今回もここでその圧倒的すぎるバンド力を見せつけていきましたね
SiMはツアーだったり大作戦やポル超の先輩のフェス、ハジマザで同期のフェスに出てるのしか見たこと無かったので、後輩のイベントに出るとこういうライブするんだって結構意外でしたね
格の違いを見せてやるわってあたりはいつものMAH様だなって感じですけど、呼んでくれて嬉しいとかあの悪魔から聞くことになるとは笑
弟のようなオーラルに兄としての愛とバンドの先輩としての圧倒的なバトンを置いていったライブでした
遂に主催オーラル
頭からMr.ファントム、mist...と初期曲をぶち込みフロアは大発狂
セトリ的に徐々に最近の曲に寄っていく構成でオーラルの歴史を時系列を辿って見せていく感じのセトリ
MCでは出演した各バンドとの出会いやエピソードを語りそのバトンを受けた気合いの入り具合が伝わるようでした
後半はキラーチューン祭り~PARASITE DEJAVU ver~と銘打ち出演者からのリクエストに応じた選曲でのキラーチューン祭り
カンタンナコトでのSKY-HIの飛び入りはめちゃくちゃかっこよかったですね...
1日目のKAIRIさんとのDIP-BAPといいオーラルのバックグラウンドにヒップホップがあることを強く印象づけるパフォーマンスでした
そして本編ラストにBLACK MEMORY
ここで2日目のジングルの時に流れた映像、1日目のオーラルのライブ中のスクリーンの映像、SE映像とを巻き戻すような映像が流れての曲入り
まさにタイトルにある通り”DEJAVU”を体現するような演出、さすがとしか言えないですね
アンコールでは容姿端麗な嘘でほぼ全エネルギーを吐き出させた後GENちゃんと田邊を呼び込みONAKAMAでのReI
大号泣。
そんなんずるいやん...
最後はやはり同じ時代を生き抜き、共に走ってきた同期との締め、最高の演出です
これにて2日間の大団円
最後の記念撮影であれだけ忙しいメンツなのに誰一人欠けずにいたのは胸熱でしかなかったですね
クリープなんかスケジュールカツカツの中きてるのに...
オーラルの求心力と各バンドのオーラルへの愛が伝わる最高の幕引きでした
まとめ
めちゃくちゃながくなっちゃいましたね
1日ずつに分ければよかったと思いつつもこの2日間をもってPARASITE DEJAVUは完成すると思うのでこのままで出させてもらいました
とにかくオーラルへの愛とリスペクトが溢れた2日間でした
こんなに胸を張って俺達のロックスターだと言えるバンドそうそういないです
”ROCKSTAR is DEAD”と掲げるオーラルですが、オーラルこそがロックスターです
最高の2日間をありがとう
THE ORAL CIGARETTESは永遠に俺のロックスターです